仮性近視と真性近視
原因はどうであれ、子供の視力が低下していることがわかった場合、将来的なことを考えると親としては対策を取らなければいけませんが、そのためには近視についての知識を持つことが大切です。
近視には仮性近視と真性近視があります。
仮性近視というのは、モノを見る時に水晶体を調節してピントを合わせる筋肉である毛様体筋の緊張が長時間続いたために起こる軽度の近視状態のことを言います。
仮性近視の特徴は「適切な処置をすれば回復する」ということですので、治る可能性の高い近視ということになります。
子供の視力が低下してきた場合、ほとんどが仮性近視の状態ということが多いようです。
真性近視というのは、仮性近視の状態のときに適切な処置を行わずに放置しておいたために、近視が固まってしまった状態のことを言います。
水晶体を調節してピントを合わせる筋肉である毛様体筋の緊張が完全に固定してしまい、水晶体が膨らんだ状態が戻らなくなってしまっている状態です。
通常、一般的に“近視”といわれるのは、こちらの真性近視のことです。
まとめ
- 近視には仮性近視と真性近視があり、子供の近視のほとんどは仮性近視。
- 仮性近視の場合、適切な処置をすることで改善される場合が多い。
- 仮性近視の時に適切な処置をせず、放っておくと真性近視になる場合がある。
近視には種類があるということを、ご理解いただけたと思いますが、その対策としてはどのようなものがあるのかを、まとめましたのでご覧ください。
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